北海道に遠征してきた話 2/n 〜初日の移動とちょっとだけ寄り道して釣り〜

渓流ルアー

前:北海道に遠征してきた話 1

静岡は沼津ICから高速道路で茨城の大洗港まで車で移動。フェリーに乗船し出港したのが19:45。そのまま船に揺られること約18時間、北海道苫小牧港に到着。富良野のホテルに向けて車を走らせる。

ホテルまでの道中でどこか1本、竿を出せる川はないかと事前にGoogle MAPで探しておいた。駐車スペースと橋があって入退渓が簡単そうな川で、なおかつ港からなるべく近い場所となると候補は少なかったが、その川名でざっくりネットを調べてみると魚は居るようなのでそこに決めた。

15:30くらいに到着したものの、ヒグマ対策で色々持ってきたものを開封・準備・撮影などしているとあっという間に16:00過ぎ。ヒグマは朝夕特に活動的になるそうなのであまり夕方遅くまでやりたくないが、北海道の川を早く体験したい想いと貴重な有給休暇を無駄にしたくない想いとで、短時間でもささっと竿を出して行きたい。

いざ川に入ってみると想像していたよりも水が少ない。そして驚いたのが水温。なんと20℃もあったのだ。6月下旬で、それも北海道でそんなことある?と思い、思わず3度計り直してしまった。トラウトの適正水温は10℃〜15℃らしいので、この水温を見た時は「今日はダメかも」と覚悟した。

しかしいざ釣り上がってみると、水深のある場所にはどうやら大量のニジマスが溜まっているようで、同じポイントから何回もアタックしてくる。最初の橋脚でいきなり5匹キャッチしてしまった。さすがは北海道、魚影の濃さが段違いだ。

釣れるのは全て小型のニジマス。この時期ですら20℃になる環境でイワナやヤマメは厳しいか。上流に行けば違うのだろうか。動画のコメントにて視聴者さんから教えてもらったのだが、どうやら温泉が流れ込んで水温が高くなる川があるらしい。どこか途中から温泉が湧いているとしたらそこから上流はまた違った世界になっているのかも知れない。

小一時間ほど釣り上がると小さな堰堤が見えてきた。橋も近くにあり退渓できそうなのでここで終わることにする。時刻は17:30。夏至が近い時期なのでまだまだ明るいが深入りは厳禁だ。

短い時間ながらも14キャッチ・24バラシ(多いな)と北海道に来たことを早くも実感させてくれる釣果となった。

富良野のホテルに着いた頃には21:00を回っていた。受付が居ない。電話すると勝手に入ってくれと言われた。どうやら電話をくれていたみたいだが、楽天トラベルに登録していた電話番号が古いままで受けられなかったようだ。申し訳ない。すぐ修正しておいた。部屋は広さはあるが作りが古く、シャワーの温度調整がめんどくさいタイプの浴室でちょっとイマイチだった。

翌日は占冠方面の川へ向かう。

コメント