Insta360 Ace Proを買い、GoPro HERO 13も結局買った理由とは?

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GoPro HERO 13が発表されて「あんまり進化してないじゃん…バッテリー互換も無くなってるし…」とガッカリ。そこでInsta360 Ace Proの方が良いのでは?と購入・使用してみたものの、完全上位互換というわけではなさそうですよ。

Insta360 Ace Pro購入を決意

もうこれGoProじゃなきゃいけない理由ないよね、となりInsta360 Ace Proを購入。GoProの弱点である暗所と熱に強いとの噂が決め手になりました。GoPro対抗なのかセールで安く買えたのも大きいかな。

私は渓流での釣果を位置情報と共に記録しています。なので撮影データにGPS情報が入っていると後からとても助かるのです。(前作となるGoPro HERO 12にはGPS機能が廃止されていて一人絶望していました)

しかしInsta360 Ace Proをざっくり調べてみた感じ、GPSプレビューリモコンを使わないと位置情報が記録されない?仕様のようです。なので値が張りますがそのリモコンが同梱されたGPS撮影キットを購入。お値段¥76,300。セールとは言え高い…。(通常価格は¥97,900)

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Insta360 Ace Pro GPS撮影キット(Amazonリンク)

夜にAmazonで購入し、翌日の午前中に到着。早すぎてドン引き。配達員さんありがとう。

GoProと比べると厚みがあります。フリップするディスプレイ分ブ厚い感じ。正面・横はほぼ変わらず。

早速テスト。本体の操作感はサクサクで◎。リモコンも解像度が高く綺麗でレスポンスはまぁまぁ。下から上などのスワイプで色々メニュー遷移できるのだがどこになにがあるか直感的にわからないので慣れが必要そう。アプリは△。使いにくいです。特に凄く気になったのがカメラ切断後にカメラ側wi-fiとの接続が切れてくれないこと。あとアプリからファームウェアの更新が何度やっても失敗。アプリ内メニューもカメラの設定よりもチャレンジ(コンテストみたいなもの?)やら編集やら余計なものばかりが目立っていてUX低いので個人的に使いたいと思えないです。GoProのアプリはよく出来ていたんだな。

GPSリモコンを使って動画を撮影してみます。設定は1920×1080/240fps。するとプレビューリモコンでのプレビューが撮影中はできなくなります。GoProはアプリからは同設定でプレビューできるのでここは頑張って欲しいところですね。(GoProも昔は出来なかった)

結構衝撃的だったのが、撮影開始・終了時にバイブすること。複数カメラを回していて電子音を入れたくない時なんかは便利かも。渓流で滝や流れの音が大きいと電子音が聞こえないことも良くあるので、プレビューリモコンを腕に着けていたら振動で動作したかどうかしっかり分かるのでなかなか良さそうです。

録画データのEXIFを確認してみたところ、位置情報がどこにも記録されていない…。でもYouTubeに上がっている動画には位置情報やスピードなどが表示された動画がいくつも上がっているのでどこかに記録されているはず!

まずその動画をどうやって作るのかから調べてみることに。するとアプリ上からダッシュボードという項目を使うとそのような動画が作れるらしいです。なるほど。しかし私はそんな動画が作りたいわけではなくデータとして位置情報が欲しいのです。

PC用の専用ソフト、Insta360 Studioからなら抽出できるのか?とダウンロードして触ってみるもダッシュボードという項目は見当たりません。公式マニュアルを見てみてもアプリのことしか書いていない。嫌な予感がしてきました。ひょっとしてこのGPSプレビューリモコンから提供されるGPS機能はアプリ専用のダッシュボード機能のためだけにあるのか?おいおい、大金払っておいてそれはないぜ…。

しかし実際はそうではなく、Insta360 Studioからエクスポート時にGPXファイルを書き出すとそこから位置情報を取得できました!

しかしそれに気付いたのが3日後でして、その間できないものと思い込んでいたので結局GoPro HERO 13を発注してしまいました。13はGPS復活したようだったのでね。

GoProにはGoProの良さがある

暗所性能・発熱などで他社に遅れを取っているGoProではありますが、GoProにはGoProの良さがあります。

そのうちの一つがアクセサリーの豊富さ。今回新しく登場したマグネット式ドアは水辺で長時間録画するユーザーはめちゃくちゃ欲しい一品です。

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Contactoマグネット式ドア + 電源ケーブルキット(Amazonリンク)

釣りのようにいつ撮れ高があるかわからない状況でカメラ回しっぱなしする場合、バッテリー運用なんてやってられないわけですよ。今現在パススルードア+大容量モバイルバッテリーで運用している私にとって、このアクセサリーが今回一番の目玉なのです!

パススルードアもコネクタ接触部分がシリコンになっていて簡易的な防水能力はあるものの、何度も抜き差ししてシリコンが剥がれてしまえば雨などで浸水します。6月末の北海道遠征中にGoPro11がそれによって故障、サブスクの有償交換サービスで新品に交換してもらったばかりです。(ちょうど円安ピークで¥16,000かかった)

このマグネット式ドアはGoPro13予約時点で品切れ状態になっていて、私がInsta360 Ace Proで位置情報が取得できない(と思い込んでいた)9/11の時点で発注できるようになりました。これがあったのでGoPro13もついでに買ったといっても過言ではないかも。(しかし13予約開始時点で品切れになっているの、こーゆーとこはほんとクソだと思いますGoProさん…)

GoProの良さは他にもあります。明るいところではやはり画質は綺麗だし手ブレ補正はとても強力だしレンズモジュラーでの広角は素晴らしい。サブスクでGoPro撮影データなら無制限クラウドアップロードも重宝しています。そしてタイムコードがちゃんとあること。

Insta360 Ace Proの録画データは、なんとびっくりタイムコード無し!GoProはこういうところしっかりしているんだなと比較して思いました。

んで、GoPro HERO 13の使用感は?

気になるところですよね。

ですが困ったことに、まだいつ届くかわからない状況なんですよ。

かれこれ3日ほど発送準備が整ったままです。発送しない理由は何ですか?

Insta360 Ace Proはさすがの暗所性能でした

Insta360 Ace Proを持って朝マズメの渓流で釣りしてきました。

同じ解像度・fpsのGoPro12で比較してみました。一目瞭然で良いですね!

大切なのは長所・短所を考えて使い分け

朝マヅメや雨天など光量低めの時はInsta360 Ace Proを、そうでないときはGoProを、と使い分けていくのが良さそうですね。

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