22ステラのアームカムが2年連続で壊れたのと自前オーバーホールに興味が出てきた話

メンテナンス

5月末、22ステラのベール下がりが発生しました。どうやらアームカム部分が摩耗で破損したようです。6月4日に近所のイシグロに持っていって修理&オーバーホールを依頼。ちょうど1ヶ月後の7月4日に連絡が来て、やっと直ったかと思いきや「2万円ほどかかりますがよろしいですか?」と確認されました。えぇ…見積もりで1ヶ月かかったのかおっそ!と正直思いました。(執筆時点でオーバーホールのことをちょっと勉強したので今ならまぁ納得できています)2万円は承諾して、手元に戻ったのは7月12日。見積もりから1週間で返ってきたのは逆にはっや!と思いました。仕上がりもとても良い。さすがです。グリスべっちょりで手がベタベタになったの以外は。

去年も同じ症状でシマノに部品交換してもらっています。(今回はアームカム以外にラインローラー組・ローター組・ベール組も交換と大規模となりましたが)なぜ2年連続で同じように壊れたのか?自分なりに考えてみました。

  • 使いすぎ(ほぼ毎日キャスト練習していて約240回/日ほどアーム開閉している)
  • アームカム部品が樹脂製なので摩耗しやすい(ラインローラー側は金属っぽい)
  • グリス切れ(そう言えばここに注油した記憶があまりない)
  • オートリターン機構の使いすぎ

普通に釣行でベール開閉するのであれば、ルアーを引いてくる時間や遡行する時間があります。しかしキャスト練習にはそれらがありませんから、もう常時開閉しているわけです。1日のキャスト練習時間は約40分で、遅めに見積もって10秒に1回キャストするとしても1分間に6回、40分で240回、ベールは往復するのでアームカムは480回擦れていることになりますね。さらにグリスが切れていたと考えると…やば。オートリターン機構も壊れるようなものではないと王様もおっしゃっていましたのでガンガン使っていましたが、これほど酷使するとなると話は別なのかも知れません。

キャスト練習はやめるつもりはないので、今後も壊れることが予想されます。ならば、壊れにくくすること・壊れたときに自分で対処できるようにすることを検討することにしました。試しに18ステラのベール部分を分解・グリスアップしてみたところ自分にもできそうな手応え。これならば自分で部品だけ調達すれば壊れた時も対処できそうです。キャスト時もオートリターンの使用を控え左手でベールを戻すようにしてみるように練習中。その際、慣性に任せてバチーン!と戻さないよう親指でクッションをかけるようにしてみていますが、甘皮のところに当たると結構痛い…。その結構痛い衝撃がグリスの切れた樹脂に繰り返し受けることになれば、そりゃまぁ壊れても不思議じゃないよねと納得です。

ではメンテするにあたってどんなグリスがいいんだろう?と調べ始めて沼が始まる。世の中にはいろんなグリス・オイルがあります。せっかくなら一番いいのを。そしてせっかくなら本体側も含めて全てのオーバーホールを出来るようになりたい。そしてネットや100均でオイル・グリス・洗浄液・工具などなどを買い漁る日々が始まったのでした。

自分なりに調べた結果、オイル・グリスはBOREDを採用。この辺りの経緯はまた別の機会に。

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