Google Play開発者サービスから脱却しながらAndroidを使うためのオープンソース互換アプリ「microG」

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Google Play開発者サービスから脱却しながらAndroidを使うためのオープンソース互換アプリ「microG」 | Gigazine


GoogleアプリやAndroidの重要な機能はGoogle Play開発者サービスなしでは利用できません。そんなGoogle Play開発者サービスから脱却するために、Google Playとの互換性を実現したフリーのオープンソースソフトウェアを開発するプロジェクトが「microG」です。

microG Project
https://microg.org/


microG Project · GitHub
https://github.com/microg


[APP] microG GmsCore – lightweight free soft… | Android Development and Hacking
https://forum.xda-developers.com/android/apps-games/app-microg-gmscore-floss-play-services-t3217616


Android搭載のスマートフォンやタブレットには、Google Play開発者サービスというアプリがプリインストールされており、バックグラウンドで常に動作しています。

Google Play開発者サービスは、Googleの各種サービスを利用するのに必要なAPIを提供するサービスプログラムです。そのため、Google Play開発者サービスがなければ、Android上で動作するアプリはGoogle認証やプライバシー設定の管理、位置情報サービスの提供が行えません。
https://4895dfd64c57e4682b238834725b33a6.safeframe.googlesyndication.com/safeframe/1-0-37/html/container.html


一方で、Google Play開発者サービスはアプリ容量が大きく、メモリの使用量も多いため、バッテリーを多く消耗する存在です。しかし、Google Play開発者サービスがなければ正常に動作できないアプリも多いため、削除もできません。

世の中にはGoogle Play開発者サービスを搭載していないAndroidスマートフォンも存在しますが、そういった端末ではGoogleのライブラリやAPIを利用できず、Googleエコシステムから排除されてしまいます。


そこで、Google独自のコアライブラリとアプリケーションのクローンソフトウェアをオープンソースで開発するプロジェクトとして、microGが2015年にスタートしました。

microGは、以下の5つで構成されています。

・サービスコア(GmsCore)
Google Play開発者サービスまたはGoogle Maps Android API(v2)を使うアプリを実行するためのライブラリアプリ
・サービスフレームワークプロキシ(GsfProxy)
Google Cloud to Device Messaging用に開発されたアプリが、GmsCoreに含まれるGoogle Cloud Messagingサービスを利用できるようにするためのユーティリティ
・統合ネットワークロケーションプロバイダー(UnifiedNlp)
Googleのネットワークロケーションプロバイダーを使用するアプリにWi-Fiや携帯電話の電波塔ベースの位置情報を提供するライブラリ
・地図API(mapsv1)
記事作成時点では廃止されているGoogle Maps API(v1)と同じ機能を提供するシステムライブラリ
・ストア(Phonesky)
アプリをダウンロードおよび更新するために必要なGoogle Playストアへのアクセスを提供するフロントエンドアプリ。記事作成時点では初期段階で、使用可能なアプリはまだないとのこと。

各ソースコードはGitHubにホストされており、apkファイルは以下のページからダウンロードが可能です。

Download – microG Project 
https://microg.org/download.html


なお、microGは2019年からドイツの教育研究省が後援するPrototype Fundによって、また2020年からはAndroidベースの無料オープンソースOS「/e/」を提供している/e/ Foundationによってサポートされています。

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